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歩くまち京都伏見

伏見桃山は、日本有数の歩きやすいまち(の骨格を持っているまち)だと思います。この魅力、武器を活かしたまちづくりを進めていきたいものです。

伏見の場合、新都心部と歴史的市街地のゾーニングが重要です。「らくなん進都」と呼ばれる地域は大通りが街を貫き大きな建物が立ち並ぶ新都心になりました。伏見桃山は城下町の骨格を持つ歴史的市街地であることを生かして、「歩くまち京都伏見」の方向性が望ましいと思います。伏見の都市計画が土木屋さんによる無機質な線引きにならないよう、住民のニーズやまちの歴史の文脈を汲み取って、それを都市計画に反映させることが必要です。それには住民の役割も大きいです。

ぴあぴあは、伏見桃山という歴史的市街地を現代に即した形で活用していくための提案や実践をしていきます。歩いて巡る回遊空間の整備、商店街の歩行者専用道路化の強化、パーク&ウォーク、劇場や公園などヒューマンスケールで人が集い文化をはぐくめる場所の整備、観光案内、音楽や歴史立札や桃の木などのまちを歩きたくなるコンテンツの充実、など。

 

歩行者空間の整備状況と商店街の賑わいについての関連分析

濱名智、中川大、松中亮冶、大庭哲治、2010年。

京都市内の86の商店街を対象に歩行者数を定点観測し、結果を歩行者専用道路となる時間帯・曜日を持っている商店街とそうでない商店街とに分け比較した研究。歩行者専用道路を有する商店街の方が歩行者密度が有意に高く、売上も少々高いとの研究結果。

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