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伏見地域創造ファンド構想

公共サービスというのは税金を使って行政が提供するというのが、昨今の世の中の仕組みです。
しかし、例えば伏見桃山の歴史資料館や研究所は?観光案内所や観光資源づくりは? 近くの公園の清掃は? 失われゆく町家や酒蔵の保全は?
仮にどれだけ稼いで納税しても、おそらくその納税額は他の行政サービスのために使われて、私が欲しいものには振り向けてもらえません。

集めた税金をどこに使うのか、という京都市行政の評価はさておき、現実問題として、伏見桃山に歴史文化や観光サービスの拠点の整備は多くの住民の長年の願いでありますが、今だに駅前に観光案内所一つできません。行政にお願いしたり、議員さんを通じて働きかけたり・・・というのも一案かもしれませんが、当てにはなりませんし、知恵も工夫も足りないように思います。

我々は、行政に頼らない他の方法も探りましょう。あるいは行政に先行していろいろなサービスを作り上げて、機運を盛り上げて、行政に後追い支援をしていただきましょう!

その方法の一つが、住民の寄付で作る「伏見地域創造ファンド」です。

お世話になったまち、好きなまちに寄付をしたいというニーズは少なからずあると思います。分野や使途を限定してなら寄付してもいいよ、という方も多いと思います。その受け皿を作り、集まったお金で伏見桃山の例えば歴史文化芸術、観光などの振興、景観保全などに役立てていく。行政への納税と違って、寄付者は自分が望む分野を選んでお金を投下することができます。納税よりも直接的に、公共(パブリック)サービスの提供に貢献することができます。

それには運営団体の信頼性や実行力などが問われます。そのあたりの担保は大きな課題ですが、こうした民営団体と行政がまちの公共サービスの提供競争をするようになれば、まちはどんどん豊かになります。ぴあぴあはその一翼を担いたいと考えています。

これは伏見だけの問題ではなく、市町村合併でより大きな市町村に吸収されて独自の自治体ではなくなった多くの土地において、同様な問題が起きていると推測します。伏見の地域創造ファンドのモデルは、日本各地で役立ててもらえるかもしれません。